もりおのこと 体験記 成功法則

何かしたいと思いつつ1日を無駄にしない方法【34歳で初の接客バイトしてみた体験談】

 

こんにちは、もりおです。
マーケターをしたり、映像系のフリーランスをしています。

突然ですが、
副業をしようと思いながらも
「なんもやる気しねぇ…頭ではやった方が良いことは分かってるのに」なんてダラダラして1日を無駄にしまうことはありませんか?

 

僕はあります。

というか、
ここ何か月かはたとえ1日作業できる時間があっても
「はぁ~、なんか疲れたから今日はもう寝よう」
とダラダラしがちでした。

時間に縛られず、好きなペースで仕事ができるのは
フリーランスの特権でもあるのですが、
ズブズブと底なしの沼にハマっていくような
人生が下降し続けてるような危機感もあったのです。

やった方が良いことは沢山ある。
しかし、どうも体が動かない。

そんな時に僕がオススメするのが
「環境を変えてストレスを浴びる」ということです。

これは、フリーランス限定の話じゃなくて
副業のやる気がしない会社員の方にも超絶役に立つ内容なので
僕がそう思った理由を実体験に基づいてお話していきますね。

 

やった方が良いのにやる気がしねぇ

すべての始まりは2023年の冬。
これまで毎月いただいていた、とある映像関係の仕事がなくなりました。

 

「もりお、さてはお前ヘマをして見放されたんだろ!」と思われるかもしれませんが、
何かトラブルがあったわけではなく、
取引先の事業自体がなくなったとのことでした。

そんなこんなで急に1、2ヶ月ほどポカンと時間ができたのです。

本来ならば、やりたかったブログ記事更新や
顧客サポートなどに力を注げばいい。
映像系の新しい取引先の開拓をしてもいい。

頭では分かっていたのですが、
身体はまったく動きませんでした。

「怠いし、少し休もう」
そう思ってベッドでYouTubeを見ていたら、、、

気づいたら2週間がたっていました。
2週間。2week。14日。
まじで一瞬です。やばい。

流石にこのままじゃイカンと思いつつも、
どうしてもパソコンの前に座ることができない。

自覚していないけど、今の自分の精神状態はかなり重症なんじゃないか。
このままだと1か月後も、下手したら半年後も同じように
ダラダラしてるだけかもしれない。

そう思うと怖くなり
「これじゃダメだ、いつもと違うことを意図的にしよう」と決意しました。

 

34年間避けてきた接客業の派遣バイトへ

いつもと違うことをしようと思ったら急に楽しくなってきて
「どうせなら、今まで避けてきたことをしよう
そうだ、接客業だ」
と謎にハイになりました。(笑)

僕は「社交性」という3文字の漢字を見るたびに
恐怖に震えながら34年間過ごしてきたような内向的な人間です。

これまで経験してきた職業は、
・研究職
・Web制作
と、どちらかというとモクモク自分で作業をするものばかり。

 

学生時代のアルバイトも
人と話さなくていい警備員のバイトをしていました。

 

更にフリーランスになってからは
・自分のペースで
・自分の部屋や気が向いたらカフェやカラオケで
・自分の好きな相手とだけ
仕事をすることが多かったのです。

 

 

そんな生活に身を置いてなかなか身体が動かないわけですから
☑自分に負荷がかかる環境に身をおいてみる
というテーマで、これまでと真逆のサービス業、それも接客業を体験することにしました。

具体的な職場先はもちろん言えないのですが、
「一回やってみよ!」という軽いノリで
3週間だけホテルで派遣バイト(派遣社員)として働くことにしたのです。

 

 

残業でボロボロ、両腕が腱鞘炎に

「まぁ、なんとかなるでしょ」
と気楽に思っていましたが、いざ仕事になると案の定なんとかなりませんでした。(笑)

 

 

もうボロボロ。

まず、ホテルの業務は体力勝負で1日2万歩以上歩くことがザラ。
それまで在宅で1日の運動量が200歩とかだった僕の体はすぐに悲鳴をあげました。

年末年始の忙しい時期だったこともあり
残業も毎日2~4時間くらい。

デスクワークの残業2時間はへっちゃらな僕でも
ホテルレストラン準備、営業、片付けと常に歩き回っているので立っているだけでも足が痛くなります。

さらに、慣れない接客、
チームで臨機応変に動くという業務に疲れ果て
家に帰ると風呂に入りすぐにドロのように眠る毎日。

これから、僕は副業ができない理由に
「仕事で疲れてしまうんです…」
という人を、二度と責めることはないでしょう。

 

就業中は常に時間におわれながら、臨機応変に動かないといけない。
動き回って重いものを運ばなければならない。
毎朝、仕事の2時間前には起きて支度をしないといけない。

こんな体験は久しくしていなかったので
体と心に疲労が蓄積して、最後の方では体調を崩し風邪をひきました。
さらに、腕は腱鞘炎で腕が痺れて歯磨きもままならない状態に。

 

 

教わる側が悪いことを前提とした体制への不満

身体の疲労よりもなによりもしんどかったこと。
それはやっぱり「対人関係」

特に何がしんどかったかというと、社員の方の「教え方」です。

やっぱり色んな方がいるので、
とても丁寧に優しく教えてくれる人もいれば

「そんなので分かる奴はエスパーだよ!」
というようなレベルの指導をする人も、ザラにいるんですよね。

例えば、ホテルのバイキング会場で料理皿を置く前に、
料理皿の下に更にもう一枚、下皿を置く必要があります。

その下皿の種類も10種類以上あり、何十枚とお皿を並べるわけです。

僕がこの「下皿準備」を教わった時は何の前説明もなく、社員の方が
いきなり「このお皿とこのお皿と・・・」
と、棚からお皿を次々と取りだしはじめました。

 

そして
「じゃあ、こっちへ移動して…このお皿はココ、ここにこのお皿で~」
という風に、もの凄いスピードで自分でバイキング会場にお皿を並べていったのです。

 

しばらくその作業を見届けたら
「こんな感じでお皿を準備します。
じゃあ、次回からは1人でやってくださいね」
と言われました。

僕からすると
「え・・・は・・・?はぁあああ?」
って感じです。

ガチで「は?」って声がでかけました。(笑)

 

情報発信で一度でも
「どうやったら相手に伝わるか」
を学んだことがある人なら、

絶対にやってはいけないNGな教え方の例を
すべて網羅しているとお察しいただけるでしょう。(笑)

何かを教える時は
・なぜそれをやるのか
・全体像や流れ
・具体的な方法をステップ化して教える
を教えるのが当たり前になっていたので

いきなり超個別具体的なやり方を、実際にやらせるでもなく
超スピードで自分がやってるところをただ見せるだけ

という教え方をされて呆然としてしまいました。

 

同じ新人バイトで
SNOWMANのラウールに似た若いイケメンが同僚にいました。

ラウール (アイドル) - Wikipedia

出典:Johnny & Associates, Inc.

彼は背が高くもともとレストランで3年の勤務経験があり、
英語も話せるためインバウンドのお客様対応もソツなくこなすナイスガイ。

そのラウール君も、この下皿準備の洗礼を受けたようでした。

どうやらお皿の準備をうまく出来ずに社員さんに注意をうけた模様。

「もりおさん、、、これ覚えられる人いるんですか?」
と深刻な顔で相談してきました。

ごめん、ラウール君。僕も覚えていないんだ。

明らかに教え方に問題があるのに、なぜか仕事に関しては
「教わった側が出来ないのが悪い」
となり、注意されたり突き放されることがよくあります。

 

もちろん、
・その場で不明点を聞かなかった
・メモをとればいい
という意見は当然ありますし、自責は大事です。

しかし「そういうレベルじゃねぇ!」という指導の質の人がいるのもまた事実。

年末年始のホテル営業は時間に常に追われ、ピリピリとした空気になりがち。

ラウール君は
「なんでマニュアルとかないんですかね…」
と不思議がっていました。

 

そんな理不尽さの積み重ねなのか、その4日後・・・
ラウール君の名前はバイトの出勤簿から消えていました。

さよならラウール君。

人が仕事を嫌になるのは、仕事自体の大変さよりも
「自分が大事にされていない」と感じる時なんだなぁ、なんて思いました。
そりゃアドラーも「すべての悩みは対人関係の悩みである」というよね。

 

ちなみに、
僕は「なるべく手間をかけずに事業をうまくいかせたい」
というタイプなので、
こういう問題に対するアンサーは明確に持っています。

たとえば、今回の下皿準備の件でいうと
①教える側が教え方が分かっていない
②そもそも仕組み化されていない
という2つの問題があります。

①教える側が教え方が分かっていない
マジで全社会人は、教え方や伝え方の勉強をするべきだと思っています。
それだけでコミュニケーションコストが大幅にへるし、
人間関係のストレスが一気になくなる。

全会社員がそれ系の本を一冊読めば、それだけで
日本の生産性は冗談抜きで10パーセントくらいアップするんじゃなかろうか。

 

②そもそも仕組み化されていない
下皿準備の例でいうと、
今日来た小学5年生でも分かるような仕組みにしていない
というのがそもそもの問題です。

たとえば、
・お皿が置いてある棚の並び順を、実際にお皿を並べる順番と揃える
・お皿の棚に、何用のお皿かのPOPを貼っておく
・どこで何が何枚必要か、簡単なポンチ絵と一緒にマニュアル化する
・棚には必要なものが必要な数だけをき、予備は予備で分かりやすく置いておく
とすれば、その日きたド素人でも皿を並べられます。

それだけで、
社員側は毎回入れ替わるバイトへの説明の手間が減り、
バイト側は「このお皿って…」と忙しい社員に聞く手間も減ります。

お互い時間と精神をすり減らす必要はありません。
マンパワーだけに頼る運用では
トータルでみれば1年間で何十時間も無駄にしている可能性が高いのです。

 

これは、そこで働く社員さんの能力が高いがゆえに
「マニュアルがなくてもなんとかなってしまう」
「わざわざ仕組み化しなくていいよね」
と判断してしまっているのだと思いますが、

事業主目線で見てしまうので
なんでコレを仕組み化しないんだよ!!!
ということが幾つもアリ非常~にもどかしかったです。

 

 

 

短期間だけど環境を変えてみてよかったこと

さて、短期で接客業をしてみて良かったこと、分かったこともあります。

まず、身体を動かすのは心身の健康に超大事!ということ。

在宅でずっとデスクワークだったので、ほとんど動かない日もあれば
お昼過ぎに起きることも多かったです。

 

それが、ホテルで接客業をしてみて
毎朝ちゃんと起きて、3食しっかり食べて、毎日歩いて、人と話して、、、
というのを体験した結果みるみる健康になっていくのが分かりました
(後半は疲労がたまって風邪&腱鞘炎のダブルパンチになりますが汗)

あなたが「やる気が出ない」と思っていて、
・朝起きる
・ちゃんと飯を食べる
・身体を動かす
・人と話す
という生活を送れていないなら、まずは強制的にこれらの条件を満たす環境に飛び込んでみるのをオススメします。

超シンプルですが、これだけでも僕は体内からエネルギーが湧いてくるようになりました。

 

そして2つ目の良かったことは
「俺の人生はこうあるべき!」
というのがハッキリ分かるな、ということ。

人間は、良くも悪くも環境になれる生き物です。

環境に適応できてしまうが故に
・今の自分がいかに恵まれているのか
・何にストレスを感じているのか
が段々分からなくなっていきます。

僕の場合は
・時給労働じゃなくて、自分でやった分だけ稼げる
・嫌な人と無理に接せず、自分の好きな人とだけ付き合える
・自分のやりたいように仕事を進められる
そんな働き方がやっぱり合っているなと改めて実感しました。

プラスして
・人と話すのは結構好き
・身体を動かすのも大事
ということを学んだので、ここらへんをミックスして今後の生き方に組み込んでいこうと思います。

 

ノリよく色々試してみると
「自分はこういうの好きだなぁ」
「これが嫌だなぁ」
「恵まれていたんだな」
とか、色んなことに気づけます。

 

すると、自分がやりたいことの輪郭がハッキリしてくるわけです。

よく「自分がしたいことが分からない」という人がいますが、
それは「自分が何が嫌か分かってない」というのが原因です。

たとえば、明日生きていけるか分からないほど飢えている人は
「お腹いっぱいご飯が食べたい!」
と心の底から願います。

それと同じで
「これはしんどいな」
というストレスを、短期的でいいので浴びると
「俺の人生はもっとこうあるべきだ!」という内部エネルギーを蓄えられるのです。

 

年齢を重ねると、フットワーク軽く何かを始めるのがどんどんハードルが高くなりますが
僕も34歳で人生初の派遣バイトを始めて、
仕事を覚えられず10代の子に教わったりしていました。(笑)

そういう失敗もこうして記事にしたり、
誰かに話すとただの美味しいネタになりますしね。

 

あと、コンテンツビジネスをしていると
リアルの仕事の改善点が見える見える。

ドラゴンボールのスカウターをつけてるように、
ピピピッと改善提案ができるようになります。

これまた具体的になるので詳しくは書けませんが、
職場を去るときに改善提案をポロッと話したら、
「天才じゃん!ありがとう!」と社員の人や同じ派遣の人にめちゃくちゃ感謝されました。

自分で発信し、自分で事業を作る経験をしていれば
事業を俯瞰して「プレイヤーとして」ではなく「仕事のやり方として」改善ができると実感しました。

 

 

視座が一つ上にあがるので
プレイヤーとして自分がミスしてもあまり気にならない、
心の余裕ができるという思わぬ効果もありました。

以前の僕だったら、
1つのミスを超気にしてそれだけで
一生同僚に謝りたおしていたでしょう。

 

それが今はもっと大きなスケールで見てるので
「まぁ、細かいミスは慣れの問題だけど、
それよりやり方をこう変えたら・・・」
っていう風に、落ち着いて堂々としていられたんですね。

 

そうそう、もともと陰キャ・コミュ障な僕ですが、
ホテル業界で働く若くてハキハキした美人にも
まったくビビることはなくなってましたね。

 

余裕が出来たからか、
冗談を言い合えるようになってました(笑)

 

ちょっと話がズレましたが視座が上がると
事業主・マーケター目線で仕事が見れるので
実業のコンサルに入るコンテンツマーケターも多いわけです。

 

実際、僕も逆オファーで
「もちろん対価はお支払いするので、ビジネスの相談をさせてくれませんか?」
とパーソナルジムを運営してる方からお願いされて、

ビジネスの導線を変えたりしたら
その月の10日くらいの時点で前年同月の申込数を超えたことがあります。

 

つまり、
「フリーランスや、お気に入りの実店舗を余裕でコンサルできるようになる」
というチートすぎる能力なんですよね。

 

今回、接客業をしてみて
人との触れ合い自体は好きという気づきを得たし
今年はリアルの集まりもやってみようかな。

こうやって、自分の価値観がアップデートしていく営み自体が
そこで得られる報酬よりも楽しかったりします。

あなたも、今「毎日を無駄にしている」という気がするなら、
単発バイトでもいいから普段やらない非日常体験を浴びてみるのがおすすめです。

今年は、新しいことに挑戦しながら
楽しくコンテンツに反映していく年になりそうです♪

 


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